お年賀に「八海山」というお酒をいただきました。
名前はもちろん知っていますが、八海山がこういうお酒だ!ということも知らないですし、味もわかりません。自分で買ったこともなかったと思います。
見た目はこんな感じです。
包んであるのでそれだけで高級そうですね。
私はお酒は好きですが、銘柄とかも詳しくありません。
人気のお酒だということは知っていましたが、この八海山は見た目からしていつものとラベルが違う感じはしていました。
封を剥がしてみると、
ほう。
八海山だ〜。
上のほうのラベルには純米吟醸 精米歩合50と書いてありますね。
だいたい50とかが付いているのは、ちょっと高いはず。
ネットで調べてみたら、
純米吟醸 八海山
と分かりました。
へ〜。
そこで、八海山というお酒と純米吟醸について調べてみました。
八海山というお酒
そもそも八海山というお酒は八海醸造という会社が作っている日本酒です。
コシヒカリでも有名な新潟県は魚沼地方のお酒で、素晴らしい米と水に恵まれたところで仕込まれたお酒です。
八海山にはいくつかの種類があり、
・清酒 八海山
・特別本醸造 八海山
・吟醸 八海山
・純米吟醸 八海山 (今回いただいたのはこれ)
・大吟醸 八海山
・純米大吟醸 八海山
など(その他もあり)、下に行くほど高いお酒です。
八海山は淡麗辛口の日本酒として、料理をいただきながら美味しく飲めるお酒を目標としているそうです。
日本酒ランキングなどにも必ず登場する、人気のお酒です。
この中で、今回いただいたのは上から4番目の「純米吟醸 八海山」ですので、期待も高まります。
純米吟醸とは
今回いただいた八海山の「純米吟醸」とは何でしょうか?
まず、「純米」とは、米と米麹だけで作っているお酒。
精米歩合は50%〜60%。
いっぽう「吟醸」とは低温でじっくり熟成させたお酒との事。
これってひとつ上のランクの「大吟醸」にほぼ近いことになります。(大吟醸は精米歩合50%以上削ったもの)
さっきの写真にあったように、わざわざラベルに精米歩合50と貼ってあったのは、この純米吟醸は大吟醸みたいなもんですよ! ということでしょう。
Amazonで4千円ちょっとします。
普通の八海山よりかなり高いです。
ちなみに普通の 「清酒 八海山」は2千円くらいですのでほぼ倍ですね。
裏のラベルです。
八海醸造さんについて
八海醸造さんについても調べました。
そもそも八海山と言う名前は当たり前ですが「山」の名前です。越後三山と呼ばれる山の一つで、標高は1778mあります。昔から霊峰と呼ばれ山岳信仰の山だったそうです。
八海酒造さんはこの八海山に近い新潟県南魚沼市にあります。
大正11年に創業し、紆余曲折ありながらも苦労の末に現在の銘酒「八海山」を創り上げたとのこと。
八海醸造 会社情報はこちら
焼酎や梅酒、甘酒、本みりん、そしてビールなども作っています。
八海酒造の製品情報のページもどうぞ。こちら
2017年には グッドカンパニー大賞グランプリ受賞 も受賞されています。
やっぱり素晴らしいお酒を作ることのできる会社は、会社自体も素晴らしいということでしょうか。
また、第二浩和蔵というところでは酒蔵見学も行っています。
所在地:新潟県南魚沼市長森343-9
「八海山の志、こだわりや酒づくりについてご紹介いたします」とのこと。
行ってみたいですね。
見学は事前申込制ですので、ご希望のかたは必ず見学予約申込みをしてください。
飲んでみた
早速飲んでみました!
開けた瞬間、素晴らしい甘い爽やかな香りです。
味も飲みやすくていわゆる高級日本酒に良くある「白ワインのような飲み口」という感じでしょうか。淡麗、辛口と表現されるようですが、すっきりした味わいの中にもほのかな甘みがあり、口いっぱいに風味が広がるとても美味しいお酒です。
もちろん「冷や」でいただきます。飲みやすいのでついつい進んでしまいます。(おっとこれは飲みすぎ注意ですね)
しかも確かに、色々なおつまみや料理と合います。
食べながら飲んでも美味しいですし、そのままお酒だけいただいてもとても楽しめます。
日本酒はあまり得意ではないという方も、是非一度チャレンジしてみてはいかがですか。
これは美味しい!と言っていただけるんじゃないでしょうか。
という訳で、いただきものの、とても美味しい純米吟醸 八海山の話でした。
いただきものって有り難いですね。
自分では買うチャンスも無かったかもしれません。
またどなたかこんな良いお酒をいただける方、いらっしゃいませんでしょうか。